農畝(読み)のうほ

精選版 日本国語大辞典 「農畝」の意味・読み・例文・類語

のう‐ほ【農畝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 農作を行なう土地田畑。また、いなか。
    1. [初出の実例]「農畝普液。泉脉遠被」(出典:本朝文粋(1060頃)一・春雪賦〈紀長谷雄〉)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐斉策・宣王〕
  3. 農業。〔漢書‐元帝紀〕

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普及版 字通 「農畝」の読み・字形・画数・意味

【農畝】のうほ

いなか。〔戦国策、斉四〕今、夫(そ)れ士夫の高きも乃(な)ほ匹夫とし、徒にして農畝に處(を)る。下(ひく)きは則ち鄙野(ひや)にして、閭里(りより)に監門(門番)す。士の賤しきこと、亦た甚だし。

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