込み(読み)コミ

デジタル大辞泉 「込み」の意味・読み・例文・類語

こみ【込み】

いろいろなものをとりまぜて一つに扱うこと。「高級品安物込みで買う」
含めること。「税・サービス料込み料金
囲碁で互いせん対局のとき、先手が有利なため負わされるハンディキャップ。込み出し。「六目半の込み
生け花で、花器の中の花木を支える小さい木。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「込み」の意味・読み・例文・類語

こ‐み【小身・込】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 刀身部分の名。柄(つか)にこもる部分をいう。中心(なかご)
    1. [初出の実例]「腰物などの心(なかご)をこみと云、(ひ)の字也と云り」(出典:志不可起(1727))
  3. 矢の、箆(の)の中にさし込む、鏃(やじり)のなかごの部分。のしろ。

ごみ【込・籠】

  1. 〘 接尾語 〙 名詞に付いて、それもいっしょに、の意をあらわす。…ごと。
    1. [初出の実例]「かけて見れや・まへだれごみに十五くはん」(出典:雑俳・大福寿覚帳(1711‐16頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android