逃延びる(読み)ニゲノビル

デジタル大辞泉 「逃延びる」の意味・読み・例文・類語

にげ‐の・びる【逃(げ)延びる】

[動バ上一][文]にげの・ぶ[バ上二]捕らえられないで遠くへ逃げる。ある場所まで無事に逃げる。「戦火から―・びる」
[類語]逃げる逃れる免れる逃げ出す逃げ去る逃げ込む逃げ回る逃げ迷う逃げ惑う落ち延びる逃げ切るずらかる後ろを見せる逃走遁走逃亡逃避亡命

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関連語 文語形 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「逃延びる」の意味・読み・例文・類語

にげ‐の・びる【逃延】

  1. 〘 自動詞 バ上一 〙
    [ 文語形 ]にげの・ぶ 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 捕えられないで遠くへ逃げて行く。無事に逃げきる。おちのびる。
    1. [初出の実例]「鎌田希有の命たすかりて迯(ニゲ)のび」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)

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