デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「通翁鏡円」の解説 通翁鏡円 つうおう-きょうえん 1258-1325 鎌倉時代の僧。正嘉(しょうか)2年生まれ。臨済(りんざい)宗。下野(しもつけ)(栃木県)雲巌寺の高峰(こうほう)顕日,筑前(ちくぜん)(福岡県)崇福寺の南浦紹明(なんぽ-じょうみん)に師事。のち京都万寿寺,南禅寺の住持となる。後醍醐(ごだいご)天皇がひらかせた天台・真言両宗との論戦(正中(しょうちゅう)の宗論)でかったが,正中2年閏(うるう)1月27日急死した。68歳。別号に浄光。諡号(しごう)は普照大光国師。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例