デジタル大辞泉 「通貨危機」の意味・読み・例文・類語 つうか‐きき〔ツウクワ‐〕【通貨危機】 通貨の対外的な価値が急激に下がることで、その通貨が流通する国・地域の経済に大きな混乱・打撃を与えること。新興国では、経済情勢が不安定なことに加え、外国為替相場の取引規模が比較的小さいため、ヘッジファンド等の巨額な投機的資金による攻撃(売り浴びせ)の対象となりやすく、通貨危機が発生しやすい。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「通貨危機」の意味・わかりやすい解説 通貨危機【つうかきき】 通貨の対外的価値が急激に下がり,通貨の流通する国家・地域経済に混乱と打撃を与えること。経済情勢が不安定な新興国の通貨を,ヘッジファンドなどの投機的資金が大規模な空売りを仕掛け安くなったところで買い戻すという操作で巨額の利益を得ることで生じる場合がある。1997年のアジア通貨危機はその例。現在ではグローバリズムの進行で金融市場が世界的に拡大し,新興国のみならず先進国や通貨統合を進めている地域でも構成国の財政赤字がただちに地域全般的な通貨危機につながり,ソブリンリスクを招くという事態に発展する。2009年のギリシア財政破綻に端を発するユーロ危機がその典型例である。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by