連合協定(読み)れんごうきょうてい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

連合協定
れんごうきょうてい

ヨーロッパ協定とも呼ばれている。 1991年 11月にヨーロッパ共同体 ECと EC加盟国,ポーランドチェコスロバキアハンガリーとの間で合意された通商・経済協力に関する協定。正式発効のためには,加盟国の批准,ヨーロッパ議会の承認が必要であり,貿易および貿易関連事項を前もって発効させることを定めた暫定協定が 91年 12月に締結され,92年3月に発効した。すでに通商・経済協力協定を締結していたが,さらに ECとこれら東欧諸国との間の関係強化,将来的には ECへの統合といった展望を踏まえて締結された二国間協定である。政治対話,文化的協力のほか,経済面では工業製品の関税障壁,数量制限の段階的撤廃が規定されている。農産物,鉄鋼などについては EC域内の産業保護との関連で大きな論点となったが,当初 10年間は,自由貿易地域形成に向けての「過渡期」と位置づけられ,主に EC側がこれら東欧諸国に優遇措置を講じることになっている。

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