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連合心理学 レンゴウシンリガク

デジタル大辞泉の解説

れんごう‐しんりがく〔レンガフ‐〕【連合心理学】

心的活動の要素の連合によって精神現象を説明しようとする心理学英国のハートリー・ミル・ベインなどに代表される。

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大辞林 第三版の解説

れんごうしんりがく【連合心理学】

心的要素の結合、観念の連合によって心のはたらきを説明しようとする心理学上の立場。ロック・ヒューム・ミル・スペンサーなどのイギリス経験論者が提唱し、発展させた。連想心理学。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

連合心理学
れんごうしんりがく

連合」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

連合心理学
れんごうしんりがく
association psychology

連合の原理を重視し、心的活動はそれによって形成されると説く心理学の立場。この考えはイギリスの経験論・連想学派の影響を受けて育てられたものであり、当初は意識内容の諸単位が時空的接近、類似、対比を基本とした連合の原理によって結ばれることを主張した。イギリスの連想主義心理学にとどまらず、ドイツ、アメリカの構成主義心理学Structural psychologyの説明原理ともなったが、のちには意識内容にとどまらず、条件反射学、行動主義、結合主義connectionismなどの刺激―反応間の結び付きにも同じ原理が考えられている。広い意味での連合心理学はこれらをも含むといえるが、意識内容や反応を要素単位に分解し、機械的に結合する傾向として心的活動の全体的・内的構造連関を重視する立場(たとえばゲシュタルト心理学)からは批判されている。[小川 隆]

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世界大百科事典内の連合心理学の言及

【心理学】より

…また,精神と意識を同一視する立場や,無意識を考える立場もあり,ましてや,精神を研究する方法論に至っては,それを不可能であるとする立場もあって,まったくさまざまである。 近代において一応学としての心理学らしきものがはじまったのは,イギリスの経験論にもとづくロック,D.ヒュームらの連合心理学からである。この学派によれば,生まれたとき人間は白紙(タブラ・ラサ)であって,経験によって観念を獲得し,さまざまな観念が連合して精神が形成される(観念連合)。…

※「連合心理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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