連城(読み)レンジョウ

デジタル大辞泉 「連城」の意味・読み・例文・類語

れん‐じょう〔‐ジヤウ〕【連城】

多くの城をつらねること。また、つらなる城。

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精選版 日本国語大辞典 「連城」の意味・読み・例文・類語

れん‐じょう‥ジャウ【連城】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多くの城をつらねること。また、つらなる城。
    1. [初出の実例]「君憐百里聞無外、我利連城照有余」(出典菅家文草(900頃)一・奉呈田別駕答之中、有恐作冬雷開蟄促之句)
    2. [その他の文献]〔史記‐主父偃伝〕
  3. れんじょう(連城)の璧」の略。
    1. [初出の実例]「胎珠光未顕、誰識重連城」(出典:経国集(827)一四・石决明詞〈布瑠高庭〉)
    2. 「左もあらん人々みがかば連城ともなりぬべきを」(出典:俳諧・芭蕉葉ぶね(1817))
    3. [その他の文献]〔曹丕‐与鍾大理書〕

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普及版 字通 「連城」の読み・字形・画数・意味

【連城】れんじよう(じやう)

連なった城。多数の城。無上の宝物。晋・張載〔四愁詩に擬す、四首、二〕詩 佳人我に(おく)る雲中 何を以てか之れにらん、の璧

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