連年(読み)れんねん

精選版 日本国語大辞典 「連年」の意味・読み・例文・類語

れん‐ねん【連年】

〘名〙 幾年も続くこと。何年か続いて毎年
文華秀麗集(818)中・奉和春閨怨〈巨勢識人〉「皇城一去関山遠、閨閤連年音信稀」
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙一六「連年(レンネン)不作つづきに」 〔古楽府‐婦病行〕

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デジタル大辞泉 「連年」の意味・読み・例文・類語

れん‐ねん【連年】

何年も続くこと。引き続いて毎年。「連年の不作」

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普及版 字通 「連年」の読み・字形・画数・意味

【連年】れんねん

何年も続く。〔孔子家語好生(ぐ)・(ぐぜい)二國、田を爭ひてへ、年決せず。乃ち相ひ謂ひて曰く、西伯は仁なり。盍(なん)ぞきて之れに質(ただ)さざると。其のに入るに、則ちを讓り、行くは路を讓る。

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