週刊朝日(読み)しゅうかんあさひ

共同通信ニュース用語解説 「週刊朝日」の解説

週刊朝日

1922年に創刊、昨年2月に創刊100年を迎えた。「日本最古の総合週刊誌」と呼ばれ、山藤章二やまふじ・しょうじさんの「ブラック・アングル」や司馬遼太郎しば・りょうたろうさんの「街道をゆく」、村上春樹むらかみ・はるきさんの「村上朝日堂」など多くの人気企画を生んだ。1950年代には、100万部以上の発行部数を記録。2008年に発行元が朝日新聞社から朝日新聞出版に移った。

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改訂新版 世界大百科事典 「週刊朝日」の意味・わかりやすい解説

週刊朝日 (しゅうかんあさひ)

1922年,《東京朝日新聞》の杉村楚人冠が発議し,《大阪朝日新聞》の鎌田敬四郎が計画をたて,同年2月25日《旬刊朝日》を創刊した。これには,毎日新聞社週刊の雑誌を発行することを察知し,対抗上,急きょ企画,発行された事情がある。同年4月2日付,第5号から週刊となり,現誌名になった。50年代に週刊誌ブームが到来するまで,《サンデー毎日》とともに二大週刊誌としての存在を誇った。判型はタブロイド判で36ページ,1週間のニュースのまとめと解説を中心とした大衆総合誌で,新聞を母体として生まれた日曜付録的性格をもっていた。1938年ごろには50万部を突破したが,第2次大戦中,用紙の不足から政府が雑誌の規格を統一したため,現在のB5判となり,さらに戦争末期から終戦直後には著しい減ページと,隔週刊や合併号を余儀なくされた。しかし間もなく扇谷正造編集長のもとに不死鳥のようによみがえり,54年には100万部を突破し,最大の雑誌として一時期を築いた。その後,《週刊新潮》を皮きりに出版社発行の週刊誌が続出して週刊誌界は変容したが,現在も根強い支持を得ている。
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デジタル大辞泉プラス 「週刊朝日」の解説

週刊朝日

株式会社朝日新聞出版が発行していた週刊誌。毎週火曜日発売。1922年創刊、2023年5月発売号で休刊

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