道俊(読み)どうしゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道俊」の解説

道俊 どうしゅん

1229-1309 鎌倉時代の僧。
寛喜(かんぎ)元年生まれ。藤原基輔(もとすけ)の子。祖父近衛(このえ)道経の猶子真言宗隆澄に師事し,仁和寺(にんなじ)理智院にすんだ。永仁(えいにん)2年(1294)僧正,東寺一の長者となり,同年高尾神護寺に退隠した。延慶(えんきょう)2年2月8日死去。81歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android