日本歴史地名大系 「道実島」の解説
道実島
どうじつじま
古くから泥原新保浦に居住していた道実家は、明暦三年(一六五七)の江戸の大火で福井藩邸が焼失した時や、寛文九年(一六六九)の福井大火に際して材木輸送に貢献し、その功によって四代松平光通の頃、この島が道実氏に与えられた(「道実家由緒書」久末家文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
古くから泥原新保浦に居住していた道実家は、明暦三年(一六五七)の江戸の大火で福井藩邸が焼失した時や、寛文九年(一六六九)の福井大火に際して材木輸送に貢献し、その功によって四代松平光通の頃、この島が道実氏に与えられた(「道実家由緒書」久末家文書)。
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…越前国(福井県)坂井郡の九頭竜川河口の港。竹田川が合流する九頭竜川の右岸に位置する。
[古代・中世]
古くは大和朝廷の水軍の基地として機能したと見られる。また日本海を通して大陸との交渉も見られ,778年(宝亀9)には2年前に来日した渤海(ぼつかい)使を送り届けた高麗殿嗣が渤海の送使とともに三国湊に帰着した。古代越前には多数の東大寺領荘園が営まれたが,その収穫は九頭竜川を下り三国湊から海路敦賀津(つるがのつ)に送られ,そこで陸揚げされたように,三国湊は経済的にも大きな役割を果たした。…
※「道実島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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