道祐(読み)どうゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道祐」の解説

道祐(1) どうゆう

1201-1256 鎌倉時代の僧。
建仁(けんにん)元年生まれ。臨済(りんざい)宗。嘉禎(かてい)(1235-38)のころ宋(そう)(中国)にわたり,無準師範(ぶじゅん-しはん)の法をつぐ。寛元3年帰国,京都妙見堂にはいった。建長8年2月5日死去。56歳。筑前(ちくぜん)(福岡県)出身

道祐(2) どうゆう

?-1345 南北朝時代の僧。
足利義氏の子。浄土真宗本願寺3世覚如にまなび,堺真宗寺の開山(かいさん)となる。貞治3=正平19年「論語集解(しっかい)」を刊行したと伝えられる。康永4=興国6年6月18日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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