デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道者超元」の解説 道者超元 どうじゃ-ちょうげん 1602-1663* 明(みん)(中国)の僧。万暦(ばんれき)30年生まれ。臨済(りんざい)宗。慶安4年来日し,長崎の崇福(そうふく)寺,平戸の普門寺の住持をつとめる。黄檗(おうばく)禅の隠元隆琦(いんげん-りゅうき)が渡来するとその布教をたすけるが,万治(まんじ)元年(一説に3年)帰国。門下に慧極道明(えごく-どうみょう),盤珪永琢(ばんけい-ようたく)らがいる。康煕(こうき)元年11月26日死去。61歳。福建省出身。字(あざな)は若一。語録に「道者禅師語録」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例