デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠城治左衛門」の解説 遠城治左衛門 えんじょう-じざえもん 1690-1715 江戸時代中期の武士。元禄(げんろく)3年生まれ。大和(奈良県)郡山(こおりやま)藩士。末弟をおなじ藩の生田伝八郎に殺される。正徳(しょうとく)5年11月4日大坂崇禅寺馬場でその仇(あだ)を討とうとするが,逆に弟の安藤喜八郎とともに返り討ちにあう。26歳。名は重拡。この事件は浄瑠璃(じょうるり)「敵討崇禅寺馬場」の題材となった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例