遡及(読み)ソキュウ

デジタル大辞泉 「遡及」の意味・読み・例文・類語

そ‐きゅう〔‐キフ〕【遡及/×溯及】

[名](スル)過去にさかのぼって影響効力を及ぼすこと。「規定適用四月に―して行う」
[類語]さかのぼる遡上遡行遡航

さっ‐きゅう〔サクキフ〕【遡及】

そきゅう(遡及)」の慣用読み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遡及」の意味・読み・例文・類語

さっ‐きゅうサクキフ【遡及】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「遡及(そきゅう)」の慣用読み ) 過去にさかのぼること。過去にまで影響を及ぼすこと。
    1. [初出の実例]「芥川は、鴎外漱石の二先輩よりも更に古い時代の文芸へ遡及(サッキュウ)して」(出典芥川文学の魅力(1954‐55)〈中村真一郎〉一)

そ‐きゅう‥キフ【遡及・溯及】

  1. 〘 名詞 〙 過去にまでさかのぼって影響をおよぼすこと。

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