遵用(読み)ジュンヨウ

デジタル大辞泉 「遵用」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐よう【遵用】

[名](スル)前例に従ってそのとおりに行うこと。踏襲すること。
常習の馴致する所、方今は次の条規を―せり」〈西周訳・万国公法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遵用」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐よう【遵用】

  1. 〘 名詞 〙 前からある物事方法に従ってそのまま用いること。踏襲すること。
    1. [初出の実例]「今度、以何度例、可遵用哉、永承雖吉例、其後無程有灾」(出典玉葉和歌集‐治承五年(1181)三月一二日)
    2. 「蓋し善徳の律法は男子婦人の差別なく共に遵用すべきは勿論なり」(出典:明六雑誌‐三三号(1875)善良なる母を造る説〈中村正直〉)
    3. [その他の文献]〔漢書‐韓延寿伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「遵用」の読み・字形・画数・意味

【遵用】じゆんよう

定めに従う。〔漢書、韓延寿伝〕問ふに謠俗、民の疾するを以てす。~民の爲に喪嫁娶禮を行ひ、百姓其のへを用す。

字通「遵」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android