都水(読み)とすい

精選版 日本国語大辞典 「都水」の意味・読み・例文・類語

と‐すい【都水】

  1. 〘 名詞 〙 中国官名水利灌漑転運漁業など、河川湖水に関することをつかさどった。
    1. [初出の実例]「今昔、震旦のの代に、都水の使者に蘇長と云ふ人有けり」(出典今昔物語集(1120頃か)七)
    2. [その他の文献]〔漢書‐百官公卿表上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android