改訂新版 世界大百科事典 「酒勾常明」の意味・わかりやすい解説
酒勾常明 (さこうつねあき)
生没年:1861-1909(文久1-明治42)
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…ケルナーは土壌・肥料,植物栄養,家畜飼養,農産製造,蚕体生理の諸研究面において,フェスカは《日本地産論》などを著す過程において,ダンは畜種改良,牧草導入,輪作,草地改良,大型機械利用の各面において,大きな影響を与えた。 それら本邦農学,泰西農学を受けて,〈明治農学〉ともいうべき新分野を展開したのが,横井時敬,酒勾常明,古在由直らの農学者であった。横井は初期には農学の実験的分野に関心を示したが,後に経営,経済に力を入れ,《塩水選種法》《稲作改良法》などの著書があり,酒勾には《改良日本稲作法》があり,ケルナーの弟子古在は,日本における農芸化学の祖ともいうべき農学者であり,公害研究の先駆者でもあった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」