醍醐の三流(読み)ダイゴノサンリュウ

デジタル大辞泉 「醍醐の三流」の意味・読み・例文・類語

だいご‐の‐さんりゅう〔‐サンリウ〕【××醐の三流】

真言宗小野六流うち聖宝孫弟子定海聖賢賢覚を祖とする三宝院流金剛王院流理性院りしょういん総称

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精選版 日本国語大辞典 「醍醐の三流」の意味・読み・例文・類語

だいご【醍醐】 の 三流(さんりゅう)

  1. 真言宗の事相の法流一つ小野流を小野方・醍醐方と分けるうち、醍醐開山聖宝の孫弟子定海を祖とする三宝院流、同じく聖賢を祖とする金剛王院流、同じく賢覚を祖とする理性院流三つを総称したもの。
    1. [初出の実例]「醍醐三ケ流 三宝院 理性院 金剛王院」(出典:先徳略名口訣一(古事類苑・宗教八))

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