里芋科(読み)さといもか

大辞林 第三版の解説

さといもか【里芋科】

単子葉植物の一科。熱帯に多く、世界に約110属1800種ある。葉は多くは幅広い。花は円柱形の肉穂花序上に密生し、花序の基部に仏炎苞がつく。普通、雌雄同株。果実は液果。サトイモ類・コンニャクは食用、アンスリウム・カラジウム・テンナンショウなどは観賞用。他にミズバショウ・ザゼンソウ・マムシグサなどがある。テンナンショウ科。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

さといも‐か ‥クヮ【里芋科】

〘名〙 単子葉植物の科名。世界に一一五属約二〇〇〇種あり、主に熱帯に生育し、温帯にも分布する。陸生草本、他の植物にからむ低木または着生草本、時に浮水草本。葉は普通羽状または掌状で長柄がある。根には、つた様の気根と吸収根があり、前者は重力に対する屈性が、また、後者は光に対するそれが中性である。花はふつう多数集まって円柱状の肉穂花序をなし仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれ、両性または単性。通常雌雄同株、まれに異株。花被を欠くものもある。雄しべは六、または少数。子房は上位または花序の軸に埋まった構造となる。一または多室。果実は液果。この仲間には乳液があり通常毒性があるが、加熱して解毒し、根茎に含まれる澱粉を食用できる。サトイモ、コンニャクは食用とされ、また、カラー、アンスリウムなどは観賞用に栽培される。ミズバショウやショウブもこの仲間。てんなんしょう科。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

政党要件

公職選挙法などが規定する、政治団体が政党と認められるための条件。国会議員が5人以上所属するか、直近の総選挙、直近とその前の参院選挙のいずれかにおいて、全国で2パーセント以上の得票(選挙区か比例代表かい...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android