里見岸雄(読み)サトミ キシオ

20世紀日本人名事典 「里見岸雄」の解説

里見 岸雄
サトミ キシオ

昭和期の国家主義者



生年
明治30(1897)年3月28日

没年
昭和49(1974)年4月18日

出生地
東京

学歴〔年〕
早稲田大学哲学科〔大正9年〕卒

学位〔年〕
法学博士(立命館大学)〔昭和17年〕

経歴
大正11年英仏独に遊学し、13年西宮に里見日本文化研究所を創立。昭和2年国体科学連盟を創設し、国体学を唱える。3年「国体に対する疑惑」を刊行。11年父を顧問に日本国体学会を起こし、会長に就任。16年立命館大法学部に国体学科を設け、主任教授となる。30年立正教団を創立。里見日本文化研究所を主宰した。著書は「日本国体学」(全13巻)「国体法の研究」「天皇プロレタリア」「闘魂風雪七十年」「天皇とは何か―憲法・歴史・国体」など約200冊。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「里見岸雄」の解説

里見岸雄 さとみ-きしお

1897-1974 昭和時代の国家主義者。
明治30年3月28日生まれ。田中智学の3男。ヨーロッパ留学後,大正13年里見日本文化学研究所(のち国体科学連盟)を創設し,日蓮主義を基とする国体学を提唱した。昭和11年日本国体学会を創立。戦後憲法改正をとなえ,30年立正教団をつくる。昭和49年4月18日死去。77歳。東京出身。早大卒。著作に「国体学総論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「里見岸雄」の解説

里見 岸雄 (さとみ きしお)

生年月日:1897年3月28日
昭和時代の国家主義者。立命館大学教授
1974年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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