重兼芳子(読み)シゲカネヨシコ

デジタル大辞泉 「重兼芳子」の意味・読み・例文・類語

しげかね‐よしこ【重兼芳子】

[1927~1993]小説家北海道の生まれ。「やまあいの煙」で芥川賞受賞。病気と闘いながら、生と死、老い、病をテーマ多く著作を残す。他に「夫と妻の老い支度」「さよならを言うまえに」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「重兼芳子」の解説

重兼芳子 しげかね-よしこ

1927-1993 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和2年3月7日生まれ。朝日カルチャーセンターの小説教室で駒田信二にまなぶ。昭和54年52歳のとき「やまあいの煙」で芥川賞。キリスト教信仰をもち,老人問題,ホスピス問題にもとりくんだ。平成5年8月22日死去。66歳。北海道出身。福岡県の田川高女卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android