20世紀日本人名事典 「重宗芳水」の解説
重宗 芳水
シゲムネ ホウスイ
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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実業家。山口県の江木家に生まれ、のち母方の姓を継ぐ。1887年(明治20)三吉電機工場に入る。苦学して91年工手学校を卒業。94年電燈(でんとう)電力機械部主任となる。97年独立して電燈電力諸機械製造工場を創設。明電舎の創始である。1901年(明治34)三河電力の注文で100キロワット回転界磁型三相交流発電機を製作。04年陸軍注文の発火機を製造し、経営の基礎を築いた。以後、三相化した「明電舎モートル」や無線電信用高周波発電機をつくって名声を高めた。その後電燈電力や電気化学事業に着目して1912年(大正1)棚倉電気を創立、社長となった。17年明電舎を株式会社組織に改め、社長に就任。
[前田和利]
『重宗雄三編『重宗芳水伝』(1934・故重宗芳水君伝記編纂会)』
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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