野村西巒(読み)のむら せいらん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野村西巒」の解説

野村西巒 のむら-せいらん

1764-1827 江戸時代後期の儒者
明和元年生まれ。伊勢(いせ)(三重県)の人。奥田三角,伊藤東所にまなぶ。伊勢津藩に侍医,侍講としてつかえ,文政3年藩校有造館の講官,のち文学曹長をつとめた。文政10年10月21日死去。64歳。名は世業。字(あざな)は大受。通称は杢蔵。別号に不測庵など。著作に「西巒詩文集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android