野根八幡宮(読み)のねはちまんぐう

日本歴史地名大系 「野根八幡宮」の解説

野根八幡宮
のねはちまんぐう

[現在地名]東洋町野根 池

野根の町並のはずれ、甲浦(かんのうら)方面へ通じる街道脇の山麓に鎮座。野根郷の惣氏神で古くは宇佐(うさ)八幡と称した。祭神は応神天皇で、野根郷の地頭惟宗氏の勧請と伝える。旧郷社。「蠧簡集」に棟札二枚が載り、長享三年(一四八九)のものには「八幡宮願主惟宗兵庫允長親」、永禄九年(一五六六)の棟札には「八幡大檀那地頭惟宗右衛門助国長 和泉守長俊」の名がみえる。天正一七年(一五八九)の野禰村地検帳には、神田の類はまったくみえないが、惟宗氏の没落が影響しているとも考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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