野淵昶(読み)ノブチ アキラ

20世紀日本人名事典 「野淵昶」の解説

野淵 昶
ノブチ アキラ

昭和期の映画監督,演出家



生年
明治29(1896)年6月22日

没年
昭和43(1968)年2月1日

出生地
奈良県奈良市

学歴〔年〕
同志社大学神学部中退,京都帝国大学英文科卒

経歴
海軍機関学校英語教師、同志社高等商業教授を経て、大正7年京都でエランヴィタール小劇場を組織し、演出家兼俳優関西新劇壇の中心人物となる。昭和5年「新興演劇」を創刊。10年新興キネマに入社し、時代劇監督として活躍した。代表作に「夫婦二世」(昭15)、「女殺油地獄」(昭24)など。著書に「演出入門」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野淵昶」の解説

野淵昶 のぶち-あきら

1896-1968 昭和時代の映画監督。
明治29年6月22日生まれ。京都でエランヴィタール小劇場を結成し,演出家兼俳優として活動。昭和9年新興キネマ京都撮影所に入社。のち大映,東映などで活躍。「夫婦二世」「好色五人女」など女性主人公にした作品をおおく手がけた。昭和43年2月1日死去。71歳。奈良県出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「野淵昶」の解説

野淵 昶 (のぶち あきら)

生年月日:1896年6月22日
昭和時代の演出家;映画監督。同志社高等商業教授
1968年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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