日本歴史地名大系 「野蒜村」の解説
野蒜村
のびるむら
正保郷帳に村名がみえ、田八四貫七六八文・畑四貫六五五文で旱損と注され、ほかに新田一貫一七二文。「安永風土記」によれば田九〇貫九文・畑七貫四六四文、うち茶畑二二文で、蔵入一三貫一一七文、ほかは給所。三〇貫余を剣持氏が領したほか三分一所・田村・蜂屋氏などが知行(鳴瀬町誌)。人頭八三人、うち寛永一八年(一六四一)検地時の竿答百姓三三人、うち門禿一軒。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報