金剛子(読み)コンゴウシ

デジタル大辞泉 「金剛子」の意味・読み・例文・類語

こんごう‐し〔コンガウ‐〕【金剛子】

モクゲンジの木の実。黒色で堅く、丸くて六つの角がある。糸に通して数珠にする。
「―の数珠の玉の装束したる」〈若紫

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精選版 日本国語大辞典 「金剛子」の意味・読み・例文・類語

こんごう‐しコンガウ‥【金剛子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. コンゴウシノキの種子の称。黒色で堅く丸く、六つのかどがあり、数珠(じゅず)玉や装飾品に用いる。
    1. [初出の実例]「念珠 菩提子二連〈略〉金剛子一連」(出典:慈恵大僧正御遺告(972))
    2. [その他の文献]〔慧琳音義‐三五〕
  3. こんごうぶっし(金剛仏子)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「金剛子」の解説

金剛子 (コンゴウジ)

植物。ムクロジ科の落葉高木。モクゲンジの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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