精選版 日本国語大辞典 「金毘羅・金比羅」の意味・読み・例文・類語
こんぴら【金毘羅・金比羅】
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[一] (Kumbhīra 「宮毘羅(くびら)」とも訳す。鰐の意) 仏語。薬師十二神将の一つ。また、仏法守護の夜叉神王の上首。武装し、忿怒の姿をとるが、持物は一定しない。大物主神(おおものぬしのかみ)はこの垂迹(すいじゃく)の姿といい、海神として信仰され、香川県の象頭山(ぞうずさん)の金刀比羅(ことひら)宮にまつられている。金毘羅大将。金毘羅童子。
※歌舞伎・幼稚子敵討(1753)五「金比羅の市は仕廻(しまい)、是からどふ働ふぞい」
※雑俳・柳多留‐一一一(1830)「金比羅は湯銭成田は髪結銭」
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