金衣(読み)きんい

精選版 日本国語大辞典 「金衣」の意味・読み・例文・類語

きん‐い【金衣】

〘名〙
金糸で織ったり、金箔を押したりした衣。非常に美しい高価な衣服錦衣
※本朝無題詩(1162‐64頃)二・賦鶴〈藤原茂明〉「金衣高挙青雲上、玉羽難分白雪前」 〔張継‐明徳宮詩〕
② 「かんきつるい(柑橘類)」をいう。〔呉均‐橘賦〕
※連歌新式追加並新式今案等(1501)「仮令金烏は日、銀竹は雨、金衣は鶯、〈略〉〈如此之類〉可連歌異名之物例

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普及版 字通 「金衣」の読み・字形・画数・意味

【金衣】きんい

金縷の衣。

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