金衣(読み)きんい

精選版 日本国語大辞典 「金衣」の意味・読み・例文・類語

きん‐い【金衣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 金糸で織ったり、金箔を押したりした衣。非常に美しい高価な衣服錦衣
    1. [初出の実例]「金衣高挙青雲上、玉羽難分白雪前」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)二・賦鶴〈藤原茂明〉)
    2. [その他の文献]〔張継‐明徳宮詩〕
  3. 「かんきつるい(柑橘類)」をいう。〔呉均‐橘賦〕
  4. きんいこうし(金衣公子)」の略。
    1. [初出の実例]「仮令金烏は日、銀竹は雨、金衣は鶯、〈略〉〈如此之類〉可連歌異名之物例」(出典:連歌新式追加並新式今案等(1501))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む