金鍍金(読み)キンメッキ

デジタル大辞泉 「金鍍金」の意味・読み・例文・類語

きん‐めっき【金鍍金】

[名](スル)金以外の金属表面に、金の薄膜を付着させること。また、そのもの。ふつうは、金シアン化カリウム電解液とする電気めっき法で行う。装飾品・電子部品などに使用

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精選版 日本国語大辞典 「金鍍金」の意味・読み・例文・類語

きん‐めっき【金鍍金】

  1. 〘 名詞 〙 金属材料の表面に、金の薄膜を付着させること。また、その処理を施したもの。ふつう、解液には金シアン化カリウム、陽極には金・白金または黒鉛の板を用い、金属材料を陰極とする。きんときん。
    1. [初出の実例]「くゎん金めっき。たくぼくからのこうばひ可然候」(出典:室町殿日記(1602頃)七)

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改訂新版 世界大百科事典 「金鍍金」の意味・わかりやすい解説

金鍍金 (きんめっき)

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世界大百科事典(旧版)内の金鍍金の言及

【電気めっき(電気鍍金)】より

…めっき金属の塩を含む水溶液(めっき浴)中に被めっき物および対極を浸漬し,被めっき物を直流電源の負極,対極を正極に結線して電流を流すと被めっき物の表面に金属の薄い皮膜が形成される。このように水溶液電解によってめっきを行うことを電気めっきといい,電鍍(でんと)ともいう。対極としては,めっき金属と同一の金属を用いる可溶性陽極,および酸素ガス発生などを陽極反応とする不溶性陽極が用いられる。可溶性陽極の場合には陽極からの溶解によって金属塩がめっき浴に補給されるが,不溶性陽極の場合には生成する酸の除去と金属塩の補給を行わなければならない。…

※「金鍍金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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