釜之口井堰(読み)かまのくちいせき

日本歴史地名大系 「釜之口井堰」の解説

釜之口井堰
かまのくちいせき

[現在地名]丹原町長野

中山なかやま川の左岸関屋せきや川との合流点の字高樋たかひにある。中山川の水を分水するための井堰。この水は内川うちかわ大川溝おおかわみぞにより、各村の約二六の井手から分水していた。

野口文書によると、蒲生忠知領主時代の寛永九年(一六三二)に「中山川水田掛リ村々申分出来騒動仕御聞糺御座候」と村々間の水争いのことがみえる。また元禄一二年(一六九九)には関屋川筋の砂流入で水通しが悪くなり、井口を付け替えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む