鈴木敬信(読み)スズキ ケイシン

20世紀日本人名事典 「鈴木敬信」の解説

鈴木 敬信
スズキ ケイシン

昭和期の天文学者 東京学芸大学名誉教授。



生年
明治38(1905)年5月12日

没年
平成5(1993)年1月27日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学理学部天文学科〔昭和4年〕卒

学位〔年〕
理学博士(京都大学)

主な受賞名〔年〕
運輸大臣賞「天体位置表創刊

経歴
広島第一中学校教諭、赤羽工兵隊幹部候補生、東京科学博物館を経て、昭和14年海軍省水路部に入部(海軍技師)、27年東京学芸大学教授、44年同名誉教授。主な著書に「天文学通論」「日食計算論」「天文学辞典」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「鈴木敬信」の意味・わかりやすい解説

鈴木敬信
すずきけいしん
(1905―1993)

天文学者。秋田市生まれ。1929年(昭和4)東京帝国大学理学部天文学科を卒業後、広島第一中学校教諭、東京科学博物館(現、国立科学博物館)勤務などを経て、1939年からは海軍水路部技師。編暦に従事し、1942年には航海中の天体観測に用いる『天体位置表』を創刊。第二次世界大戦後は海上保安庁水路部に移り、1952年(昭和27)東京学芸大学教授に就任、1969年に退官した。位置天文学が専門。『日食計算論』、『暦と迷信』、『天文学――宇宙における人類の位置』など多数の著作、および翻訳がある。

[編集部 2023年5月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木敬信」の解説

鈴木敬信 すずき-けいしん

1905-1993 昭和-平成時代の天文学者。
明治38年5月12日生まれ。日本古代の日食を研究し,昭和18年海軍水路部技師のとき「天体位置表」を創刊(26年運輸大臣賞)。27年東京学芸大教授。平成5年1月27日死去。87歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「暦と迷信」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「鈴木敬信」の解説

鈴木 敬信 (すずき けいしん)

生年月日:1905年5月12日
昭和時代の天文学者。東京学芸大学教授
1993年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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