鈴神城跡(読み)すずかみじようあと

日本歴史地名大系 「鈴神城跡」の解説

鈴神城跡
すずかみじようあと

[現在地名]庄原市門田

西城さいじよう川北岸の鈴神山(三三七メートル)頂上にある中世の山城跡。山を小平こひら山ともよぶことから小平山城跡ともいう。鈴神山は北東から南西にのびる尾根をなし、山頂に約五〇〇メートルの細長い平坦面がある。その南西部分に本丸・二の丸・三の丸・土塁・空堀などが設けられる。郭の配置は直線状で単純な構成であるが、北と西は谷川に向けて切りたっており、南も急斜面で眼下に広がる門田もんでの水田地帯との標高差は約一二〇メートルあり、要害の地である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む