鉄砲巻(読み)てっぽうまき

精選版 日本国語大辞典 「鉄砲巻」の意味・読み・例文・類語

てっぽう‐まき テッパウ‥【鉄砲巻】

〘名〙 かんぴょうを心(しん)にした飯を、のりで巻き、細い円筒形にしたもの。のりまき。鉄砲
われから(1896)〈樋口一葉〉一一「大皿の鉄砲まき分捕(ぶんどり)次第と沙汰ありて」

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デジタル大辞泉 「鉄砲巻」の意味・読み・例文・類語

てっぽう‐まき〔テツパウ‐〕【鉄砲巻(き)】

干瓢かんぴょうしんにした細い海苔のり巻き。鉄砲の砲身に似るところからいう。

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デジタル大辞泉プラス 「鉄砲巻」の解説

鉄砲巻

新潟県佐渡島郷土菓子タイゴロ」の別称団子を包んだカヤの葉(笹の葉)の見た目が、先端部が細く鉄砲のように見えることから。

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