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鉱床生成期 こうしょうせいせいきmetallogenic epoch

世界大百科事典 第2版の解説

こうしょうせいせいき【鉱床生成期 metallogenic epoch】

ある地域に同一の成因をもつ鉱床が集中的に生成した時期をいう。鉱床は火成作用や堆積作用などにより生成されるものであるから,鉱床生成期はそのような作用が起こった時期に対応している。時期,期間ともに鉱床のタイプによりさまざまであるが,先カンブリア時代から現在までの地質時代に世界各地でいろいろな鉱床生成期が知られている。例えば,全世界の大陸地域にみられる縞状鉄鉱層の大部分は約20億年前ころの2億~3億年間に生成したもので,この時期に海洋や大気の組成に大きな変化が生じたために莫大な量の鉄鉱が海水から沈殿したものと考えられている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報