銀蜻蜓(読み)ギンヤンマ

デジタル大辞泉 「銀蜻蜓」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐やんま【銀蜻蜓】

ヤンマ科のトンボ体長7センチくらい。全体光沢のある緑色で、腹部基部が雄は青色銀色の部分があり、雌は黄緑色、他の部分は黒褐色淡色斑紋がある。翅は透明。東京地方では雄をギン、雌をチャンとよんでいた。 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「銀蜻蜓」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐やんま【銀蜻蜓】

〘名〙 ヤンマ科のトンボ。体長約八センチメートル。頭、胸は黄緑色、細長い腹部は褐色暗色の斑紋が並ぶ。雄の腹部の基部は美しい空色なので雌と区別できる。はねは透明。日本全土に分布し、最も普通にみられるヤンマの一種。七~九月頃現われる。雄を「ぎん」、雌を「ちゃん」という。《季・秋》 〔日本昆虫学(1898)〕

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