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銓選 せんせん quán xuǎn

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世界大百科事典 第2版の解説

せんせん【銓選 quán xuǎn】

中国において隋・唐から清朝までの間に実施された官員選考制度。銓衡選用の略。科挙制度以前では,官に登用されることは実際の職務につくことを意味したが,隋・唐以後の科挙合格者(宋以後の進士)は,最高位の数人を除き,単に官僚の有資格者にすぎず,すべて吏部の銓選を経て始めて官職が得られた。唐代の銓選は,身言書判の試験を伴い,吏部を牙城とした特権貴族の妨害で,下層出身の科挙合格者は官職を手に入れにくかった。宋以後,銓選は新進士の任用と,数万の官員の定期的人事異動を兼ね,その円滑な運用が皇帝の重要な責務となった。

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