デジタル大辞泉 「錆び付く」の意味・読み・例文・類語 さび‐つ・く【×錆び付く】 [動カ五(四)]1 金物がさびて他の物に付着し、離れなくなる。また、金物がすっかりさびる。「ねじが―・いて回らない」2 機能が衰えてうまく働かなくなる。「さすがの神通力も―・いてしまったようだ」[類語]錆びる・錆・赤錆・黒錆・緑青 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「錆び付く」の意味・読み・例文・類語 さび‐つ・く【錆付】 〘 自動詞 カ行五(四) 〙① 金物などの触れ合った部分が錆のためにくっついて離れなくなる。また比喩的に、動くべきものがうまく動かなくなることにもいう。[初出の実例]「西の御車寄せのつまどをあけんとすれば、さびつきにけり」(出典:たまきはる(1219))「音せぬは地にさびつくか轡虫〈貞継〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)四)② 金属に錆ができる。[初出の実例]「ペン先は、半分は錆び附いたやうになってゐた」(出典:桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉二二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例