鎌倉の大仏(読み)かまくらのだいぶつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鎌倉の大仏
かまくらのだいぶつ

鎌倉市の高徳院にある露坐の阿弥陀如来像。長谷 (はせ) の大仏ともいう。国宝。初め暦仁1 (1238) 年3月,勧進上人浄光が大仏殿造営にかかり,5年後の寛元1 (43) 年6月に,8丈余の木造阿弥陀坐像を安置したことが『吾妻鏡』に記されている。その後この像は大風で倒壊,次いで建長4 (52) 年現在の銅像が鋳造された。その際,鋳物師丹治久友が関与したことが知られるが完成年は不明。像高 11.5mの巨像でありながら,力強い鎌倉彫刻に宋風を取入れた様式をもち,これ以後の鎌倉地方の仏像に少なからず影響を与えた。もとは仏殿に安置されていたが,明応4 (1495) 年の災厄以後は露仏となっている。

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精選版 日本国語大辞典の解説

かまくら【鎌倉】 の 大仏(だいぶつ)

神奈川県鎌倉市長谷(はせ)の高徳院にある阿彌陀如来像。国宝。高さ、一一・三六メートル。寛元四年(一二四六)浄光房が勧進し、木像の阿彌陀仏を建造。のち建長四年(一二五二)金銅仏として鋳造。長谷の大仏。

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