鐙骨(読み)アブミコツ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「鐙骨」の意味・読み・例文・類語

あぶみ‐こつ【鐙骨】

  1. 〘 名詞 〙 耳小骨の一つ。中耳の鼓室内にある、鐙の形をした骨で、一端砧骨(きぬたこつ)に、他端は内耳の卵円窓に接する。鼓膜から、槌骨(つちこつ)、砧骨を介して伝わった振動を内耳に伝える働きをする。

とう‐こつ【鐙骨】

  1. 〘 名詞 〙 耳小骨の一つ。内耳の卵円窓にはまりこんでいる小骨。鳥類以下では耳小柱に、哺乳類では砧骨(ちんこつ)に連絡する。あぶみこつ。〔解体新書(1774)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「鐙骨」の意味・わかりやすい解説

鐙骨【あぶみこつ】

耳小骨の一つ。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android