…
[日本]
日本にも〈イモリの黒焼き〉のほかに数々の媚薬がある。江戸時代に流行したおもなものは長命丸,神仙丹,陰陽丹,女悦丸,寸陰方,鶯声丹,緑鶯膏,延寿丹,蠟丸,人馬丹,喜命丸,思乱散,女乱香,帆柱丸,地黄丸,童女丹,如意丹,得春丹その他で,内服薬,座薬,撒布薬,塗薬などがあり,使用目的も女悦,強精,性交時間の延長,女性器の縮小などいろいろである。いかにも効きそうな名が多いが,これらの紹介が当時の《好色旅枕》《独寝(ひとりね)》などの好色もの,《色道禁秘抄》その他にみえる。…
…この店の創業時期ははっきりしないが,店の能書の口上に〈寛永3年(1626)〉とある。《富貴地座位》(1777)中に〈薬品之部 上上四ッ目屋忠兵衛,両国 おもしろさに齢(よわい)をのぶる長命丸〉とある。《江戸買物独案内》(1824)の〈小間物〉の部に〈日本一元祖 女小間物細工所 鼈甲(べつこう)水牛,蘭法妙薬 江戸両国薬研堀 四目屋忠兵衛 諸国御文通ニテ御注文之節は箱入封付ニいたし差上申す可く候,飛脚便リにても早速御届申し上ぐ可く候〉とある。…
※「長命丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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