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長命丸 チョウメイガン

デジタル大辞泉の解説

ちょうめい‐がん〔チヤウメイグワン〕【長命丸】

室町時代、疲労回復に効果があるとされた丸薬。〈運歩色葉
江戸時代の強精・催淫用の塗布剤。両国の四つ目屋で売っていたものが有名。
「―の看板に、親子連れは袖を掩(おほ)ひ」〈根無草・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ちょうめいがん【長命丸】

江戸時代、江戸両国の四つ目屋で売った強精薬。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の長命丸の言及

【媚薬】より


[日本]
 日本にも〈イモリの黒焼き〉のほかに数々の媚薬がある。江戸時代に流行したおもなものは長命丸,神仙丹,陰陽丹,女悦丸,寸陰方,鶯声丹,緑鶯膏,延寿丹,蠟丸,人馬丹,喜命丸,思乱散,女乱香,帆柱丸,地黄丸,童女丹,如意丹,得春丹その他で,内服薬,座薬,撒布薬,塗薬などがあり,使用目的も女悦,強精,性交時間の延長,女性器の縮小などいろいろである。いかにも効きそうな名が多いが,これらの紹介が当時の《好色旅枕》《独寝(ひとりね)》などの好色もの,《色道禁秘抄》その他にみえる。…

【四目屋】より

…この店の創業時期ははっきりしないが,店の能書の口上に〈寛永3年(1626)〉とある。《富貴地座位》(1777)中に〈薬品之部 上上四ッ目屋忠兵衛,両国 おもしろさに齢(よわい)をのぶる長命丸〉とある。《江戸買物独案内》(1824)の〈小間物〉の部に〈日本一元祖 女小間物細工所 鼈甲(べつこう)水牛,蘭法妙薬 江戸両国薬研堀 四目屋忠兵衛 諸国御文通ニテ御注文之節は箱入封付ニいたし差上申す可く候,飛脚便リにても早速御届申し上ぐ可く候〉とある。…

※「長命丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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