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長夫 ながぶ

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大辞林 第三版の解説

ながぶ【長夫】

中世、荘園領主や地頭の直営田の耕作や年貢の運送を目的とする長期にわたる労役。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ながぶ【長夫】

日本の中世社会において,封建領主によって農民に賦課された長期間にわたる夫役。荘園領主は,〈都へ人を上せてつかはせ参らするを,ながふとは申なり〉(《物ぐさ太郎》)のように,農民を地方の荘園からの年貢などの荷物運搬や,領主邸宅の警衛,雑役勤務などに駆使した。長夫は大きな負担であったから,農民たちは,〈京都の長夫を召仕せらるるの事,往古まったくもって,かくのごときの御例これなし,百姓等歎申すの愁訴なり〉(《東寺文書》)と,これの軽減を要求して闘った。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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