日本歴史地名大系 「長岡山」の解説 長岡山ながおかやま 山形県:寒河江市長岡山寒河江市街地の北西方にあり、標高一六〇・二メートル。平地との比高は約六〇メートルで、南西より南東の方向に丘陵が延び、南西側と北東側に低い段丘地形の発達がみられる。粘土質の小山で寒河江川の堆積地の一部が残されているものらしく、寒河江川は現在長岡山の北を流れているが、南方を流れていた時代もあったらしい。長岡山の南西から、南方最上川北岸の高瀬(たかせ)山の方向に川跡らしい地形がみられる。長岡山は北西にとがった三角形の岡で、山頂はかなり広い平坦地である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報