長崎原爆とカトリック

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長崎原爆とカトリック

1945年8月9日午前11時2分、米軍のB29爆撃機「ボックスカー」がプルトニウム型の原子爆弾ファットマン」を長崎市に投下。同市松山町の上空約500メートルで爆発した。爆風熱線火災などで同年末までに推計で約7万4千人が亡くなった。爆心地に近い浦上地区には多くのカトリックが暮らし、同地区の信者約1万2千人のうち、8千人以上が同年末までに犠牲になったとされる。「東洋一のカトリック大聖堂」と呼ばれた浦上天主堂も壊滅した。

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