長崎原爆

共同通信ニュース用語解説 「長崎原爆」の解説

長崎原爆

1945年8月9日、米軍のB29爆撃機「ボックスカー」が長崎市に投下したプルトニウム型原子爆弾。通称ファットマン」。午前11時2分、長崎市松山町の上空約500メートルでさく裂し、付近の地表温度は3千~4千度に達したとされる。市の推計によると、爆風熱線などで同年末までに約7万4千人が亡くなり、約7万5千人が重軽傷を負った。被爆者の中には、白血病や各種がんといった放射線による健康被害に苦しみ続けている人も多い。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android