長揖(読み)チョウユウ

デジタル大辞泉 「長揖」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ゆう〔チヤウイフ〕【長×揖】

[名](スル)上体前方に傾けて頭を下げる、丁重な敬礼
「余も亦た老酋の指図に従い―して其礼を受けたり」〈竜渓・浮城物語

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精選版 日本国語大辞典 「長揖」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ゆうチャウイフ【長揖】

  1. 〘 名詞 〙 胸の前に組み合わせた両手を上下させて行なう礼。あまり丁重ではない礼。
    1. [初出の実例]「安南王召見欲拝、而長揖不屈」(出典先哲叢談(1816)二)
    2. [その他の文献]〔史記‐高祖本紀〕

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普及版 字通 「長揖」の読み・字形・画数・意味

【長揖】ちようゆう(ちやういふ)

拱手の礼。拝礼の簡略なもの。〔史記生伝〕生(れきせい)入りて則ち長揖し、拜せず。曰く、~必ず徒を聚め、義兵を合し、無の秦を誅せんとせば、宜しく倨して長を見るべからずと。

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