長田円右衛門(読み)おさだ えんえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長田円右衛門」の解説

長田円右衛門 おさだ-えんえもん

1795-1856 江戸時代後期の農民
寛政7年1月9日生まれ。甲斐(かい)(山梨県)猪狩(いかり)村の人。名主叔父の長田勇右衛門とともに荒川渓谷沿いの甲府と猪狩村間の道路(御岳(みたけ)新道)を計画し,村人の協力をえて天保(てんぽう)5年着工,14年完成させた。昇仙峡が世に知られることになり,通行人の休み所をもうけ「お助け小屋」とよばれた。安政3年6月9日死去。62歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android