開放経済(読み)カイホウケイザイ(その他表記)open economy

翻訳|open economy

デジタル大辞泉 「開放経済」の意味・読み・例文・類語

かいほう‐けいざい〔カイハウ‐〕【開放経済】

外国との商品取引資本取引が自由に行える経済体制。⇔閉鎖経済

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精選版 日本国語大辞典 「開放経済」の意味・読み・例文・類語

かいほう‐けいざいカイハウ‥【開放経済】

  1. 〘 名詞 〙 外国との商品為替資本などの取引が、制限されていない国民経済。⇔封鎖経済

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「開放経済」の意味・わかりやすい解説

開放経済
かいほうけいざい
open economy

外国取引が自由に行われ,各種貿易制限や資本移動規制外国為替管理などの制限がない国民経済体制をいう。外国との取引をしない,または考慮外におくという封鎖経済に対して開放経済という場合もある。第2次世界大戦後ガット GATTが結成されて,無差別原則,輸入制限撤廃,関税率引下げ,人為的輸出促進とダンピングの規制などが推進されてきており,金融面でも国際通貨基金 IMFが中心となり為替決済の自由化,多角化が進んでいる。

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